ベイトリールにおけるPEでのキャスティング

鱸月

2010年09月20日 19:14

タイトルはまんまMACOさんのブログのパクリです





MACO さんによると

>「ベイトリール PEキャスト 切れる」とか「ベイトPE 切れた」等といった、ベイトリールにPE巻いてキャストされてる(?)方の検索が非常に多くなってきました。

>PE をベイトリールに巻いて「ドリャ~!!」ってキャストしてモジャらせてしまうと、多分「パチンっ!!」と物凄い音がしてルアーだけが高切れして飛んで行って、その時点で釣行タイム終了です。

>ラインが切れてルアーが飛んで行ってしまうようなバックラッシュをしてしまうと、その場ではリカバリー出来ないほどエライコッチャ~になっていると思います。





>「どうしてもベイトリールでPE使いたいぜ!!」という方は、キャスト時のコツを鱸月さんに聞いてみて下さい。



そんなん,聞かれてもねぇ…



私は

「シーバス目:ベイトリール科:妄想属:感性人」

ですから理論的な分析は期待しないでください



勿論ベイト派?スピニング派?,ベイトタックルのメリット,デメリット的な話もなし

それからリールはマグネティックブレーキでの話です





さて,問題を整理してみると

1.キャスト直後の「カックンバックラッシュ」によるライン切れ

2.一般的なバックラッシュからの復旧の手間


ということになるんでしょうか


1.の「カックンバックラッシュ」は,タックルバランスとリールのセッティング,キャスティング・スタイルの変更でなんとか解決するんじゃないでしょうか

キャスト直後のバックラッシュは,ルアーの初速をスプールの回転が一気に追い越してしまうために起こります

加速が付いた所でいきなり急ブレーキが掛かる訳ですから PE ラインは絡んだ所であっさり切れてしまいます

固いロッドでヘッドスピードを上げるような振り方は禁物,ピシュッと風切り音がするようなキャストは危険です


ブレーキを強めにかけて強く速く振るのもアリかとは思いますが


わたしはメカニカルブレーキはかなりユルフンです

クラッチを切るとルアーは抵抗無く落下する位です

ラインの垂らしは長め,ティップから40〜50cmは垂らしています

バックスイングではこの垂らしが後方に伸びきるまでひと呼吸おきます


キャストに入るとロッドのティップが先走らないよう

ルアーの重みをじっくりロッドに載せて

ティップと垂らしの部分がムチのようブランクを追いかけてくるような感覚でキャストします







緩めのメカニカルブレーキでルアーの初速を稼いで

キャストの後半をマグネティックブレーキでコントールします

マグブレーキの設定は 2.5 が基本です





PE ラインの特性として腰が無いということはしばしば欠点として捉えられていますが

私はむしろ腰の無さがベイトキャスティングにむいていると考えています


フロロカーボンラインのように張りが強いと余程スプールに馴染んでいても

早めにラインが膨らみ始めてしまいます

結果,マグブレーキを強めにかけることになり飛距離が犠牲になります





どんなに上手に投げてもベイトキャスティングにバックラッシュはつきものです



そこで問題の2.バックラッシュからの復旧

わたしの常用ラインはダイワの「ベイト&キャスティングPE」


他の PE ラインとの違いはその形態

平べったいテープ状をしています


ダイワではこの形態が糸と糸の噛み込み(くい込み)防止が可能になったと言っています


そのせいかどうか軽いバックラッシュならラインをつまみ出せば簡単に解除できます


ただ,価格が高く,手に入れにくい(MAX でも最近は在庫が切れたまま補充されていません)こともあり

ほかに適当な PE ラインがないか探してみようと思っています





最後に,不幸にも重症のバックラッシュを起こし解除に5分以上かかるようなら

イラチな私は迷わずラインを引きちぎります

5〜10分あれば FG ノットでシステムを組み直せますから




「そんなんどうでもええやん.なんか食べるもんちょうだい!!!」by ピース君



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