秋の夕暮れ~深夜見回り
デブが自転車に乗っても汗をかかない
良い季節になってきました
という訳で昨夜は傘下におさめたシマを自転車で見回りに行きました
途中、要所要所にマーキングしていきます
年のせいか前立腺が肥大気味で頻繁に尿意を催すので好都合です
時間帯が大潮のソコリ前後だったこともあってか
状況は何処も似たりよったり
気まぐれボラの波紋が広がる以外はどんよりとした水面が連続しています
唯一、賑わっているのはシマの東端のカジノだけ
一攫千金を夢見るギャンブラーたちが一心にダイスを転がしています
ひとりはどうやら芦屋会系N一家のTっくんのようです
Tっくんのサイコロさばきをじっと見させていただきましたが
ときおりサイコロをストラクチャーにぶつけては
「嗚呼っ!!」悲鳴が漏れています
手繰り寄せたサイコロを仔細に点検してはまたキャスト
「この男、意外に小心者よな」独りごちていると
いきなりTっくんのスロットマシーンにリーチがかかります
かなりの倍率のようでTっくんレバーブレーキを駆使して慎重なやり取りです
「この男、噂にたがわぬ手練者よな」独りごちていると
あがって来たのは50センチほどのやつ
それしきりでレバーブレーキ使いまくるとは
「この男、やはり小心者よな」
独りごちているところにN一家の組choさんが出現
組choさん「おー会長さんやないですか」
私「おーきょうでぇ(兄弟)お久し振りです」
組choさん「どうです、お入りになりませんか」
私「いやいや、ここはもともと兄弟のシマ、私はまた見回りを続けさせていただきますから、どうぞ兄弟がお打ちなさい」
その後、対岸を一回りしてきましたが、抗争の火種も無く穏やかな一夜でした
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