あしゃっく
「guest house achaque(ゲストハウス アシャック)」
もともとレストラン(結婚式などの催場)だったのですが,現在は輸入家具の展示場になっています
こちらのマネージャー?さんは温厚で礼儀正しいかたです
私と妻は彼のことを密かに
「ひつじさん」と呼んでいます
ぴしっとした姿勢と折り目正しい物腰がまるで
「バトラー」のようで→「執事」→「しつじ」→
「ひつじさん」です
先日、散歩の帰りに「ひつじさん」からお声を掛けていただき
中を拝見させていただくことになりました
建物はあの「安藤忠雄さん」の設計です
エントランスホールの佇まいは、レストラン当時のままでした
「打放しコンクリート」と「計算された採光」いかにもという風情でしょ
英国のポール・メートランドスミスがデザインした「MAITLAND-SMITH/メートランドスミス」、「ALTHORP/オルソープ」 、「THE HERMITAGE/エルミタージュ」、「VANUCCI/ヴァヌーチ」といったブランドラインの家具や小物が展示してあるそうです
なかでもオルソープコレクションは「ダイアナ元皇太子妃の生家スペンサー伯爵家の邸宅オルソープにて、500年間に渡り代々の当主が贅を凝らして集めてきた家具調度品を、ポール・メートランドスミスが9代目スペンサー伯爵の強い意向により忠実に再現したもの」だとか
下の写真中の写真がダイアナ妃の実家だそうな
各フロアに調度品のようにさり気なく?家具が展示してあります
「ひつじさん」はホール・マネジャー?なので、展示品に関しては細かな知識は無いようでしたが、主だった家具を、一つ一つ丁寧に説明してくださいました
そして…
「仕事場に如何でしょう」と薦めてくださったのが…
これ
エルミタージュ・コレクションのデスクであります
わたし…
「ほーっ…」
ひつじさん…
「 ロシア、ロマノフ王家の宮殿エルミタージュ、現在のロシア国立エルミタージュ美術館のコレクションからインスパイアされたメートランドスミスがデザインした作品です。エルミタージュ美術館に公式認定されています」
わたし…
「ほーっ…」
わたし…
「さすが、見事なアールですなぁ」とか言いながら値札を盗み見…
そそくさと小物のほうへ移動いたしました
蟹やら蝸牛やら海老など
心惹かれえるものがあります
蝸牛のフィギャかと思ったら箱の取っ手でした
お約束の蛙も
で
わたしが気に入ったのは…
VANUCCIの「蟹がささげ持つシェルディッシュ」 と
「ノーチラス・ランプ」
わたし…
「眼福におあずかりしました」と
いとま乞いをいたしましたが
ひつじさん…
「お気に召したものがあれば、お取り置きしておきます。何なりとお申し付けください」
わたし…
「…」
ゴメンネひつじさん
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