あしゃっく

鱸月

2009年09月01日 17:35

「guest house achaque(ゲストハウス アシャック)」



もともとレストラン(結婚式などの催場)だったのですが,現在は輸入家具の展示場になっています

こちらのマネージャー?さんは温厚で礼儀正しいかたです

私と妻は彼のことを密かに「ひつじさん」と呼んでいます

ぴしっとした姿勢と折り目正しい物腰がまるで

「バトラー」のようで→「執事」→「しつじ」→「ひつじさん」です




先日、散歩の帰りに「ひつじさん」からお声を掛けていただき
中を拝見させていただくことになりました


建物はあの「安藤忠雄さん」の設計です


エントランスホールの佇まいは、レストラン当時のままでした
「打放しコンクリート」と「計算された採光」いかにもという風情でしょ





英国のポール・メートランドスミスがデザインした「MAITLAND-SMITH/メートランドスミス」、「ALTHORP/オルソープ」 、「THE HERMITAGE/エルミタージュ」、「VANUCCI/ヴァヌーチ」といったブランドラインの家具や小物が展示してあるそうです

なかでもオルソープコレクションは「ダイアナ元皇太子妃の生家スペンサー伯爵家の邸宅オルソープにて、500年間に渡り代々の当主が贅を凝らして集めてきた家具調度品を、ポール・メートランドスミスが9代目スペンサー伯爵の強い意向により忠実に再現したもの」だとか

下の写真中の写真がダイアナ妃の実家だそうな



各フロアに調度品のようにさり気なく?家具が展示してあります





「ひつじさん」はホール・マネジャー?なので、展示品に関しては細かな知識は無いようでしたが、主だった家具を、一つ一つ丁寧に説明してくださいました







そして…



「仕事場に如何でしょう」と薦めてくださったのが…




これ



エルミタージュ・コレクションのデスクであります


わたし…「ほーっ…」

ひつじさん…「 ロシア、ロマノフ王家の宮殿エルミタージュ、現在のロシア国立エルミタージュ美術館のコレクションからインスパイアされたメートランドスミスがデザインした作品です。エルミタージュ美術館に公式認定されています」

わたし…「ほーっ…」


わたし…「さすが、見事なアールですなぁ」とか言いながら値札を盗み見…









そそくさと小物のほうへ移動いたしました







蟹やら蝸牛やら海老など

心惹かれえるものがあります




蝸牛のフィギャかと思ったら箱の取っ手でした








お約束の蛙も














わたしが気に入ったのは…














VANUCCIの「蟹がささげ持つシェルディッシュ」 と






「ノーチラス・ランプ」






わたし…「眼福におあずかりしました」

         いとま乞いをいたしましたが


ひつじさん…「お気に召したものがあれば、お取り置きしておきます。何なりとお申し付けください」




わたし…「…」





ゴメンネひつじさん








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