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2010年09月20日

ベイトリールにおけるPEでのキャスティング

タイトルはまんまMACOさんのブログのパクリです


ベイトリールにおけるPEでのキャスティング


MACO さんによると

>「ベイトリール PEキャスト 切れる」とか「ベイトPE 切れた」等といった、ベイトリールにPE巻いてキャストされてる(?)方の検索が非常に多くなってきました。

>PE をベイトリールに巻いて「ドリャ~!!」ってキャストしてモジャらせてしまうと、多分「パチンっ!!」と物凄い音がしてルアーだけが高切れして飛んで行って、その時点で釣行タイム終了です。

>ラインが切れてルアーが飛んで行ってしまうようなバックラッシュをしてしまうと、その場ではリカバリー出来ないほどエライコッチャ~になっていると思います。





>「どうしてもベイトリールでPE使いたいぜ!!」という方は、キャスト時のコツを鱸月さんに聞いてみて下さい。



そんなん,聞かれてもねぇ…



私は

「シーバス目:ベイトリール科:妄想属:感性人」

ですから理論的な分析は期待しないでください



勿論ベイト派?スピニング派?,ベイトタックルのメリット,デメリット的な話もなし

それからリールはマグネティックブレーキでの話です

ベイトリールにおけるPEでのキャスティング



さて,問題を整理してみると

1.キャスト直後の「カックンバックラッシュ」によるライン切れ

2.一般的なバックラッシュからの復旧の手間


ということになるんでしょうか


1.の「カックンバックラッシュ」は,タックルバランスとリールのセッティング,キャスティング・スタイルの変更でなんとか解決するんじゃないでしょうか

キャスト直後のバックラッシュは,ルアーの初速をスプールの回転が一気に追い越してしまうために起こります

加速が付いた所でいきなり急ブレーキが掛かる訳ですから PE ラインは絡んだ所であっさり切れてしまいます

固いロッドでヘッドスピードを上げるような振り方は禁物,ピシュッと風切り音がするようなキャストは危険です


ブレーキを強めにかけて強く速く振るのもアリかとは思いますが


わたしはメカニカルブレーキはかなりユルフンです

クラッチを切るとルアーは抵抗無く落下する位です

ラインの垂らしは長め,ティップから40〜50cmは垂らしています

バックスイングではこの垂らしが後方に伸びきるまでひと呼吸おきます


キャストに入るとロッドのティップが先走らないよう

ルアーの重みをじっくりロッドに載せて

ティップと垂らしの部分がムチのようブランクを追いかけてくるような感覚でキャストします



ベイトリールにおけるPEでのキャスティング



緩めのメカニカルブレーキでルアーの初速を稼いで

キャストの後半をマグネティックブレーキでコントールします

マグブレーキの設定は 2.5 が基本です


ベイトリールにおけるPEでのキャスティング


PE ラインの特性として腰が無いということはしばしば欠点として捉えられていますが

私はむしろ腰の無さがベイトキャスティングにむいていると考えています


フロロカーボンラインのように張りが強いと余程スプールに馴染んでいても

早めにラインが膨らみ始めてしまいます

結果,マグブレーキを強めにかけることになり飛距離が犠牲になります





どんなに上手に投げてもベイトキャスティングにバックラッシュはつきものです



そこで問題の2.バックラッシュからの復旧

わたしの常用ラインはダイワの「ベイト&キャスティングPE」


他の PE ラインとの違いはその形態

平べったいテープ状をしています


ダイワではこの形態が糸と糸の噛み込み(くい込み)防止が可能になったと言っています


そのせいかどうか軽いバックラッシュならラインをつまみ出せば簡単に解除できます


ただ,価格が高く,手に入れにくい(MAX でも最近は在庫が切れたまま補充されていません)こともあり

ほかに適当な PE ラインがないか探してみようと思っています


ベイトリールにおけるPEでのキャスティング


最後に,不幸にも重症のバックラッシュを起こし解除に5分以上かかるようなら

イラチな私は迷わずラインを引きちぎります

5〜10分あれば FG ノットでシステムを組み直せますから




「そんなんどうでもええやん.なんか食べるもんちょうだい!!!」by ピース君

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この記事へのコメント
おぉっ!
特集ありがとうございます!!(^^ゞ

自分の場合、「カックン」についてはキャストの仕方が悪いんだと思います。
力むとダメですね~。

「ベイト&キャスティングPE」。確かに最近売ってない事の方が多いですよね。ネットで探しても売り切れのショップが殆どです。ダイワからもっと高いライン販売されてませんでした??そっちに移行するんですかね~??

鱸月さんの記事を参考に、今度久しぶりのベイトPEにチャレンジしてみようかな。

それより、特集書いて頂き、本当にありがとうございます!(^^♪

ちなみに、コーヒーカップの前に何気なく置いてあるスピニング、ブランジーノ系ですか??いいですね~。出番が無くなったらプレゼントして下さい(笑)

そして、最後のピース君にも和みますが、コーヒーカップの奥でチョコンと寝ているピース君もいい感じです(^^ゞ
Posted by MACO at 2010年09月20日 22:06
【MACO さん】
もっと高いライン?
もう無理(笑)

今夜は別のスプールに巻いていた
シマノのPower Pro[パワープロ]を使ってみました

このラインはパリッとした張りが特徴で
それもコーティングによるハリではなく
本来の糸質によるもののような気がします

使い込んでもコーテイングのようなヘタレがないので好感が持てます

ささくれも出にくいようです

何よりも価格が安いのがグッドです

改めて気付いたんですが
わたしは結構ぎりぎりのセッティングでキャストしているので
軽いバックラッシュはしょっちゅう起こしています

今夜も結構バックラッシュしましたが事なきを得ました
でもやっぱり「ベイト&キャスティングPE」のほうが
噛み込みが緩いようです

あのスピニングはブランジーノ 3000 です
出番はないのですが…
う〜ん
考えときましょ(笑)

ピース君
一番手がかかりますが
和ませてくれます
Posted by 鱸月 at 2010年09月21日 02:31
そういえばPowerProが発売されるときのシマノのTV番組で、田辺さん(だったと思う)がPowerProを使って海外でビッグバス釣りをしていたような気がします。
あのとき、ベイトタックルだったかどうか覚えてないのですが、もしかすると使いやすいラインなのかもしれませんね。
短い期間で巻き替えていく使い方には最適なラインだと思いますので、僕も最近はPowerProばかりです。
Posted by FJ at 2010年09月21日 10:21
【FJ さん】
特にベイトで使いやすいとは思いませんが
結構,好感持っています
リール設定をもう少しマイルドにすれば
もっと安心して使えるかもしれません
結紮もあえて複雑な摩擦系ノットにしなくても大丈夫と表記してあるところもちょっと試してみようと思います
Posted by 鱸月 at 2010年09月21日 23:12
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