鱸月亭日乗

今週一杯お休みとってます

そこで

今日は先日挫折した「高座の滝」から「風吹岩」コースを登ります



高座の滝です



足取りも軽くスタート


六甲山系は屏風状の急峻な岩山です














せっせと登ること１時間強で風吹岩に到着

標高４４７mですが

急峻なので登りごたえがあります



風吹岩のてっぺんでピース


のんびり風に吹かれて涼んでいましたが

東の空が怪しい雲行きです


どうやら甲子園球場付近は局地的なスコールに覆われているようです

こちらでは真夏に車で走っていると
雨，それも土砂降りと，ドピーカンの晴天の境界がはっきりわかることがあります

今日，山上から眺めて「こういうことだったのね」とはっきりわかりました



雲はこちらに向かっているので

早々に下山することにしました

が…

軽い気持ちで帰りのルートを変更したのが間違いのもと




「ピラーロック」「万物相」から「地獄谷」方面のルートへ入ってしまいました


「万物相」砂岩の風化で出来た不思議な地形で，スタートレックのセットのようにも見えます


表面は脆く崩れやすいので危険です


無事にクリアーして

この辺までは調子が良かったのですが…



その先に思わぬ落とし穴が…


ここはA懸垂と呼ばれる岩場のてっぺんだと思いますが
名前の通り懸垂降下をするような厳しい岩場なので


危険な場所を迂回しているうちにルートを見失ってしまいました


震災前に通ったことのあるルートでしたが
震災による崩落などで様相が変わってしまったんでしょうか

ルートを探してしばらく薮の中を登ったり下ったりしていましたが
このままでは体力を消耗して怪我でもしたら本当に遭難してしまいそうでした

そこで「地獄谷」を沢まで降りて沢を下ることにしました
それはそれで，名前の通り軽装では厳しい下りでしたが
なんとか無事に高座の滝まで帰り着くことが出来ました

登りは１時間下りは３時間ほどかかってしまいました

とても写真を撮る余裕はありませんでした