鱸月亭日乗

※これは恐ろしい実話です，心臓に障害のある方はスルーすることをお勧めします





それは一通のメールから始まった









人を集めているようだ





さっちーも捕まった









到着したポイントは

ほぼ入れ食い状態



奴は１０ヒット８ゲットでご満悦








皆がそれぞれ釣果をあげるなか

（呪い）okamasa 伯爵だけがボウズ


そんなこともあるか…

気がつかなかった


濡れた草むらですべって

（呪い）ランディンシャフトの首が折れた






自分も釣れたこともあって


気にならなかった











翌朝

出勤しようとすると

（呪い）奴の愛犬が私のスニーカーにウ○コしていた









可愛いので許した







夕方，仕事中にも関わらず奴からお誘いのメール



バカヤロー　まだ仕事は終わってねぇよ




味をしめてまた出かけたらしい




私は帰宅後浜に出かけた




一尾釣れたが

（呪い）ルアーボックスをぶちまけ回収できたのは１本だけだった







翌日，奴の手配で伯爵からメール





伯爵と爆釣ポイントへ向かった


キャストするとすぐにアタリあり


伯爵はすぐに釣り上げた

伯爵はまた釣り上げた


私にはアタリも無くなった


奴からメールだ


返信してやる




伯爵はコンスタントに釣り続ける




奴からメールだ









ポイントを小移動

腰のバッグが何かに引っ掛かった



（呪い）マズメのウェストバッグからDリングが引きちぎれていた




コンスタントに釣る伯爵を尻目に

私にはアタリもなし

（呪い）前回の伯爵と同じ状況だ



足下に引っ掛かったルアーを取ろうとして

（呪い）落水，ずぶ濡れ




ようやく最後のポイントで魚を掛けたが

（呪い）三連続バラシ




これだけ続けば私も気付いた


奴だ！





ルシファーと契約したに違いない！


同行者の不幸と引き換えに…






一夜明けて

通勤列車の中

目の前の景観を楽しんでいると



奴からメールだ




呪いの効果を確かめる気だ







その手には乗らん

私を迷惑防止条例で逮捕させるつもりだ




恐ろしい！





奴とは縁を切ろうと思っていたら



先ほどまた着信音が…













犠牲者が増える前になんとかしなければ！！